オレ、花市諒の好きなものは
甘ーいお菓子!
だけど
だけどもっともーっと好きなのは・・・
** イッチー大好き! **(花市×一之瀬)
青い青ーい空。雲もちょうど良いくらいにあってなんか良い感じ。
チュンチュンってスズメだかなんだかわかんねぇ鳥が鳴いて
朝だなーって感じがする。
「花市おはよ」
「おはよー!」
ダチとあいさつ交わして
上靴に履き替えて、オレはある人を探す。
オレには朝の日課があるんだ。それは・・・あ!いたいたいた!
約10メートル先にイッチーはっけーん!
「イッチー!おっはよー!」
今日もオレは元気いーっぱいに抱きつく。こう、ぎゅーってね。
「ぐわっ!・・・花市、いつも言っているがいきなり抱きつくのは止めろ。」
びっくりするだろまったく。と言いながらオレを引き剥がすイッチー。
ちぇ、つれねーの。ぎゅーって抱き返してくれたら嬉しいのに。
でもこれでも前よりはマシになった方なんだよな。
前なんかちょーっと抱きついただけで殴られたし。
ちょっとはオレに気を許してくれてる証拠なのかな?だったら嬉しいな。
「じゃーいきなりじゃなきゃ良いの?」
だってそういうことだろ?ちゃーんと断れば抱きついて良いってことだろ?
「そ、そういうことじゃなくてだな・・というかお前の抱きつきはキツくて苦しいんだ。
もっと優しく・・って何言ってんだ俺。とにかく人前で抱きつくな」
うわ、今の聞いた?オレの聞き違いじゃねぇよな?
「じゃ、優しく抱きしめるから!」
そう言ってオレはイッチーを優しく抱きしめた。
なんつーの?大切なものを、壊れ物をあつかうみたいな感じ?
とにかくいつもの抱きしめ方とは全然ちがうやつ。
オレだってこれくらい出来るんだぜ。
「だ、だからお前は・・」
顔を真っ赤にするイッチー。
お、なーんか良い感じじゃね?超甘ーいムード。これならイッチーも抱き返してくれるかも。
と、そんなところへ邪魔する声が。
「あのさーここ、教室の前だってこと分かってる?」
「み、美留町!」
その一言でイッチーはばっと離れてっちまった。あ、そんなー。
「いやぁホント、お二人さん今日も熱いねー」
ひゅーひゅーって言いながら出てきたのがゆんゆん。
片手にはやっぱり漫画を持ってる。あ、今日はカバー付きの漫画じゃない。ジャン○だ。
いや、そんな問題じゃなくて。ゆんゆん、なんだってこんなタイミングで出てくんだよ。・・・さては邪魔したな?
そんな風にゆんゆんをじとーっと見てたら
後ろからもう1人出てきた。
「ふあぁ、先生、花市おはよう。」
あくびしながら出てきたのはぶっきー。
ぶっきーっていつも眠たそうなんだよな。寝不足なのか?
そういや、この前初めてぶっきーんちにゆんゆんと行ったけど凄かった。
なんつーかお屋敷みたいな家なわけ。
しかもぶっきーったらさ「ちょっと待っててね」っていって戻ってきたと思ったら着物に着替えてくんの!
家の人もみんな着物だったし、ゆんゆんと一緒にスゲーって言いっ放しだった。
って、そんなことどうでも良いよな。
そんなこと思い出しているうちに3人はなんか話してるし。
「あ、センセ、この前貸した小説読んだー?」
「ああ、まだ途中までだが読んだ。以外と面白かったぞ。あれ、漫画が原作なんだな」
「うん。良かったら漫画も貸すけどどーする?」
「ああ、貸してくれ。俺漫画はあまり読まないが、あれなら読めそうだ」
「んじゃ明日持ってくんね」
へ??
小説?漫画?
「先生、俺が貸したDVDはどうだった?」
「あれは良かったぞ。こう、懐かしい気持ちになれる映画だな。ジーンときた。」
「それは良かったよ。またお勧めのあったら教えるから。」
「ああ、頼む。あと、借りたDVDは後で返しに行くから、昼か放課後時間あるか?」
「うん。俺から職員室行くから」
「悪いな」
は?
DVD?
ちょ、ちょっと待ったー!
なんでオマエらいつの間に!?
オレの知らないところでイッチーと交流してたなんて!
そういや最近ゆんゆんもぶっきーも何かとイッチーにちょっかい出すんだよな。
オレら3人で話する時もイッチーの話題になるし・・
もしかして2人もイッチーのこと好きなんじゃ・・・
く、くっそー!!!
だったらオレも負けてらんねぇ!
「イッチー!」
何話そう何話そう。ここはやっぱイッチーの好きなお菓子の話とか?
そういえば昨日お菓子のレシピ本買ったんだっけ。
イッチーにオレの手作りお菓子食ってもらいたくて買った本。
イッチーは何が食いたいのかな。
それにこの前ロールちゃんの新製品見つけたんだっけ。
イッチーはもう試したのかな。
話したいことは、山ほどある。
「ん?なんだ花市」
「オレ・・」
キーン、コーン、カーン、コーン♪
「あ。おい、お前ら席につけー。出席取るぞー」
「そ、そんな〜!」
オレ、もっとイッチーに話したいことあったのに。
ゆんゆんやぶっきーに負けてらんねぇのに!
そんな感じにガックリと席につこうとしてたらイッチーが顔を寄せてきた。
え?何?
「昼に話聞いてやるから」
ぼそっと囁いてくれた。オマケににこっと笑顔付きで。
「・・・」
昼ってことは、今日も昼飯一緒に食ってくれるってことだよな?
そうだ、それに
お昼じゃなくったって運がよければ放課後だって話できるんだよな?
「よ、よっしゃー!!!」
そうだよな。まだまだ一日は長いんだ。
いっぱい話して、ウザがられるかもしんねぇけどまた抱きついて
もっともっと満足いくまでイッチーにアピールするんだ!
ゆんゆんにも、ぶっきーにも、誰にも負けねぇんだからな!
「煩いぞ花市。さっさと席につけ」
「いでっ、えへへイッチー大好き」
「なっ!」
また赤くなちゃって、ホントかーわいいの。
オレは上機嫌で席についた。鼻歌歌いながらな。
誰よりも、何よりも好きだから
誰よりも何よりも頑張れる
イッチー、大好きだぜ!
□■ あとがき ■□
はい。花市のお話でしたー。
あれです。文才ないのでこれが限界です。
これ以上は無理です。死にます。←
花市はこんな感じに毎日一之瀬中心の生活送ってます。
イッチーで始まってイッチーで終わるといった感じです。
そして
美留町と菊地も一之瀬とこんな交流してます的なものを表したかったのですが・・
・・・ぶっちゃけると実は総受けスキーなのでこんな感じに仕上がりました(ぼそ
とにかく、一之瀬はみんなから愛されれば良いとか思ってます。痛い人ですみません。